葛葉とは?にじさんじを代表するゲーマーVTuberの見どころ入門
「にじさんじで初めてチャンネル登録者100万人・200万人を突破したのは誰?」——VTuberを追いかけ始めた人が、たいてい最初にぶつかる質問です。その答えが、葛葉(くずは)。ゲーム配信を軸にしながら、音楽、アリーナ規模のライブ、自分で立ち上げた大会企画まで手を広げ、いまやにじさんじの顔と言える存在になっています。
とはいえ、配信アーカイブも動画も膨大で、初めての人には「どこから手をつければいいのか」が分かりにくいのも事実。この記事では、公式に発表されている情報をもとに葛葉のプロフィールと歩みを整理したうえで、推し活初心者が最初に触れると楽しい入口を、順番に紹介します。
葛葉とは?にじさんじの「ゲーマー吸血鬼」
葛葉は、ANYCOLOR株式会社が運営するVTuber/バーチャルライバーグループ「にじさんじ」に所属するライバーです。公式が公開しているプロフィールは、こんな一文から始まります。
親の甘い蜜を吸い続けるニートのゲーマー吸血鬼。見た目にそぐわず我が儘で気まぐれな子供っぽい性格で、すぐ調子に乗る悪い癖がある。おまけにかなり現金でお金に目がない救いようのないヴァンパイア。
ヴァンパイアという設定はしっかりありながら、紹介文そのものはどこか力が抜けていて思わず笑ってしまいます。この気取らなさは配信の空気にもそのまま表れていて、初見でも身構えずに見られるのが大きな魅力です。
活動が始まったのは2018年7月。ゲーム配信を軸としたグループ「にじさんじゲーマーズ」の一員としてデビューし、以降は配信を積み重ねながらリスナーを増やしてきました。そして2021年9月2日には、男性VTuberとして初、かつにじさんじとしても初となるYouTubeチャンネル登録者100万人を突破。さらに2025年6月3日には、にじさんじ公式の発表によれば同グループ初となる200万人突破を達成しています。
数字で見る葛葉
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所属 | にじさんじ(ANYCOLOR株式会社) |
| デビュー | 2018年7月/にじさんじゲーマーズ |
| チャンネル登録者数 | 約220万人(※2026年8月時点) |
| 100万人突破 | 2021年9月2日(男性VTuber初・にじさんじ初) |
| 200万人突破 | 2025年6月3日(にじさんじ初) |
| 主なユニット | ChroNoiR(叶とのユニット)/ド葛本社 |
| 主な音楽作品 | 1st MINI ALBUM『Sweet Bite』/2nd MINI ALBUM『Adamantite』 |
見どころ1:ゲーム配信と、自ら主催する大会「KZHCUP」
プロフィールで「ゲーマー吸血鬼」と名乗るとおり、活動の中心にあるのはゲーム配信です。とはいえ、上手いプレイを見せるだけの配信ではありません。うまくいかないときのぼやきや、仲間との軽口の応酬まで含めて「配信そのもの」が面白いタイプで、ゲームに詳しくなくても場の空気だけで楽しめてしまうところがあります。
もうひとつ見逃せないのが、葛葉自身が主催する大会企画「KZHCUP」です。にじさんじ公式の紹介によれば、KZHCUPは葛葉が主催するカジュアルな大会企画。2023年11月26日には『STREET FIGHTER 6』を題材にした回が開催され、スト6好きのにじさんじライバーが集結し、プロ選手も招かれました。
そして2026年1月23日には、「KZHCUP RUMBLE in STREET FIGHTER 6」の決勝戦とエキシビションマッチがパシフィコ横浜 国立大ホールで実施され、KZHCUP初のリアルイベントとなりました。ABEMAでの全編無料配信も行われ、エキシビションマッチには不破湊・イブラヒム・叶・宇佐美リト・葛葉のにじさんじ勢に加えて外部の配信者も参加。「大きなお祭りを自分で作ってしまう」ところに、葛葉という配信者の立ち位置がよく表れています。
見どころ2:叶とのユニット「ChroNoiR」
葛葉を語るうえで欠かせないのが、同じにじさんじの叶(かなえ)と組むユニット「ChroNoiR(クロノワール)」です。2018年7月17日に結成され、ゲーム配信から音楽活動、レギュラー番組「くろのわーるがなんかやる」の放送まで、幅広く活動してきました。
その範囲はYouTubeの外にも広がっています。Google Pixel FoldのテレビCM出演、ラジオ番組、大阪城ホールでの単独ライブなどを実施し、2024年10月1日にはChroNoiR公式YouTubeチャンネルの登録者数が100万人を突破。さらに、公式番組として初のリアルイベント「くろのわーるが武道館でなんかやる」の開催も発表され、大きな話題になりました。
また、ドーラ・本間ひまわり・社築と組むユニット「ド葛本社(どくずほんしゃ)」もあり、2024年11月13日には4年ぶりとなる3D音楽ライブを開催しています。ソロの配信だけでなく、誰と一緒にいるかで見せる顔が変わるのも、葛葉を追う楽しさのひとつです。
見どころ3:アーティストとしての葛葉
音楽活動も本格的です。2022年3月9日には、Virgin Musicからメジャーデビュー作となる1st MINI ALBUM『Sweet Bite』をリリース。「Wonder Wanderers」「甘噛み」「Owl Night」などを収めた全13曲構成で、初回限定盤A・初回限定盤B・通常盤の3形態で発売されました。
2025年6月11日には、200万人突破を記念した3Dライブを実施。不破湊・加賀美ハヤト・椎名唯華・魔界ノりりむをゲストに迎え、nqrseが手がけた新曲「ギミモ」も披露されました。同年11月8日からは、原宿の路面店で記念ポップアップストア「Kuzuha 2 Million Celebration POPUP」も開催されています。
そして2026年7月29日には、2nd MINI ALBUM『Adamantite』が発売。さらに2026年10月12日には、Kアリーナ横浜でのワンマンライブ「Kuzuha One-Man Live "Bloody Alexandrite"」の開催が予定されています。ゲストには剣持刀也、不破湊、イブラヒム、ローレン・イロアスの4名が名を連ねており、ゲーマーとしての顔とアーティストとしての顔が、いま同時に大きく開いている時期だと言えます。
何から見ればいい? 入門の道筋
「気になったけれど、量が多すぎる」という人のために、無理のない順番を提案します。
- 公式プロフィールをひと読みする:まずは「ゲーマー吸血鬼」という設定と、あの脱力した紹介文を頭に入れておくと、配信中のふるまいがぐっと分かりやすくなります。
- 短い切り抜きから入る:長時間配信をいきなり追う必要はありません。数分の切り抜きをいくつか見て、テンションや話し方の相性を確かめるのが近道です。
- ChroNoiRの番組で「会話」の面白さを知る:叶とのやり取りは、ゲームを知らなくても楽しめる入口。企画番組は1本の尺がまとまっていて追いやすいのも利点です。
- 音楽作品をまとめて聴く:『Sweet Bite』『Adamantite』を通しで聴くと、配信のイメージとはまた違う一面が見えてきます。ライブ映像も合わせて追うとより楽しめます。
- 大会やライブなど「お祭り」の日に合わせる:KZHCUPのような大型企画や記念ライブは、多くのライバーが一度に集まるためVTuber全体の入門編としても優秀です。次の開催情報をチェックしておきましょう。
追いかけるときの心がまえ
配信は生もので、体調やスケジュールによって頻度も変わります。全部を追わなければならない、と気負う必要はありません。自分のペースで、見たいものだけ見る。それだけで十分に楽しめますし、その姿勢のほうが長く続きます。
まとめ
葛葉は、にじさんじで初めてチャンネル登録者100万人・200万人を突破したライバーであり、ゲーム配信・大会主催・ユニット活動・音楽と、活動の幅を広げ続けている存在です。約220万人(※2026年8月時点)という数字の大きさに気圧されるかもしれませんが、入口は驚くほど気軽。
まずは公式プロフィールを読んで、短い切り抜きを何本か。そこで「この空気、好きかも」と思えたら、ChroNoiRの番組、音楽作品、そして大会やライブへ。順番に広げていけば、膨大なアーカイブは怖くありません。これから始める人にとって、今はちょうど良いタイミングです。