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雷が光るたび仲間が増える、最後のダッシュ【姫生のーむPlazma MV徹底解説 第10回】

推しにゅ〜編集部

推しにゅ〜編集部が惚れ込んだ姫生のーむさんの『Plazma』MV解説動画を全10回で深掘りする連載、第10回。最終回の題材は、解説動画のいちばん最後に置かれたチャプター10「最後のダッシュは、エモい」です。

推しにゅ〜編集部 一押し特集 MV徹底解説 全10回連載

100枚以上のイラスト、「なんか戦う」だけの指示書、1枚絵を20分割して動かす執念。ここまで追いかけてきた細かすぎる仕掛けは、すべてこのラストへ流れ込んでいきます。

最初は1人。それが最後には、全員になる

MVラストより、大勢の仲間と一緒に走る姫生のーむさんのカット

画像は「【機動戦士Gundam GQuuuuuuX】Plazma - 米津玄師 / Cover by 姫生のーむ」MV(YouTube)より

本人が動画内で解説しているのは、走っている「人数」の変化です。いちばん最初は姫生のーむさんが1人で走り出し、2番に入る前で愛犬のルビーちゃんとG-yaのマスコットが加わり、最後はのむっこ(ファン)が合流して全員で走る——という段取り。「ジークアクスのオープニングなら、やっぱり全員で走らなきゃかんでしょう」と語ります。

『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』のオープニングを知る人ほど刺さる構成です。連載第4回のタイトルロゴのダッシュで始まり、最後にもう一度「走る」へ帰ってくる。そのとき景色はまるごと変わっています。

この場面を見返した本人は、語彙が追いつかないまま感嘆の声を漏らしていました。自分の作品に素で感動している瞬間です。

雷が光るたびに、仲間が増える

MVラストより、緑の雷が走るなかで仲間が増えていくカット

画像は「【機動戦士Gundam GQuuuuuuX】Plazma - 米津玄師 / Cover by 姫生のーむ」MV(YouTube)より

演出のキモは増え方です。最初は1人、次に数人、そして雷がピカッと光るたびに何十人と一気に増えていく。本人はここに「チャンネル登録者数が増えていった歩み」を重ねて見ている、と明かしました。「とてもエモい」「神演出」と言葉を尽くして絶賛しています。

この「雷ごとに増える」設計は、プロデューサーのG-ya001(ジーヤ)さんの演出だとのこと。連載第7回・第8回でお伝えしたとおり、1番のサビは指示書に「なんか戦う」しか書かれておらず、2番以降にいたっては指示自体がなかった——という丸投げエピソードが続いていた流れです。だからこそ本人も「よかったよかった、最後に仕事してくれた」と笑いに変えていました。

背景に紛れたファンマークと音符は、チャット欄そのもの

最後のダッシュには、もうひとつ仕掛けがあります。背景に、リボンと哺乳瓶——姫生のーむさんのファンマーク🎀🍼——そして音符が紛れ込んでいるのです。

本人いわく、これは最初のイントロにも、2番前のイントロにも無いもの。最後の最後だけ、ファンマークと、歌枠のときにみんながチャット欄に流してくれるマークと音符が背景に置かれています。「ファンのみんながチャット欄に書き込んで応援してくれてるよ、という構図を背景で表してくださっている」と説明していました。

つまりラストでは、のむっこが二重に描かれています。並んで走る仲間として、背景を埋める応援のマークとして。一時停止しないと気づけない層に、いちばん言いたいことが置かれている。このMVらしい作り方です。

全10回で追いかけた「止めないと気づかない」仕掛け

連載の締めくくりに、解説動画が明かしてきた見どころを並べておきます。すべて本人が動画内で語った内容です。

見どころ
第1回本家と見分けがつかない再現度の冒頭ダイジェスト
第2回静止画30枚以上+アニメ用70枚ちょい。神崎先生の7〜8ヶ月
第3回50枚ちょいを100枚以上に増やしたやぬひさ先生の加工
第4回本人が自作したタイトルロゴとダッシュの完全再現
第5回犬の列が愛犬ルビーちゃんに。流れ星は本家1つ、MVは2つ
第6回一時停止した人へ——「神崎先生ガード」で見えません
第7回指示書は「なんか戦う」。1枚絵で走るG-yaロボット
第8回2番以降は指示なし。センスで埋まったマンホールと抱擁
第9回自作キラキラの音符と、1枚絵を20分割した躍動感
第10回1人→数人→全員のダッシュ。雷と背景のファンマーク

まとめ:全部止めて見ると、感謝の話になっている

解説動画の最後で、姫生のーむさんはこう締めています。

本当に1つ1つ止めてよく見ないと気づかないような細かな仕掛けを、このプラズマのMVにはこんだけたくさん盛り込んでいただきました。(中略)神崎先生、やぬひさ先生、本当にありがとうございました

編集部としては、こう受け取りました。1人で走り始めた画面に、犬とプロデューサーとファンが増えていく。3分間のMVが、そのままチャンネルの歩みになっている——と。

ここまで読んだ方は、もうどこを一時停止すればいいか分かっているはずです。あとはMVと解説動画を並べて見るだけ。編集部一押しの理由は、動画が全部説明してくれます。

動画はこちら

解説動画:ガンダム愛100%!ジークアクスのOPをガチで作り込みすぎた結果ww【父親にガノタにされた女V】#Plazma

MV本体:【機動戦士Gundam GQuuuuuuX】Plazma - 米津玄師 / Cover by 姫生のーむ

役割担当
歌・ロゴ姫生のーむ
イラスト(キャラクター)神崎
イラスト(ロボット)キャムウー
動画やぬひさ
インスト・サウンドプロデュース太田晴之
ミキシングエンジニア鈴木惇也
プロデューサーG-ya001(ジーヤ)

全10回の連載にお付き合いいただき、ありがとうございました。次はぜひ、あなたの一時停止で新しい仕掛けを見つけてください。

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