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タイトルロゴは本人の自作!OP名物の走りを完全再現【姫生のーむPlazma MV徹底解説 第4回】

推しにゅ〜編集部

推しにゅ〜編集部が惚れ込んだ姫生のーむさんの『Plazma』MV解説動画を全10回で深掘りする連載、第4回。今回は解説動画の4分34秒から始まるチャプター4「タイトルダッシュのお話」、曲が走り出した瞬間にドンと出るあのタイトルカットを取り上げます。

推しにゅ〜編集部 一押し特集 MV徹底解説 全10回連載

アニメのオープニングには、必ず「ここを外したら別物になる」という一枚看板があります。『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』のOPで言えば、それは走り。姫生のーむさんの『Plazma』MVも、まさにそこを真正面から取りに行っていました。しかも、その決定的な一瞬に乗るロゴは、外注ではなく本人の手作りだったといいます。

OPといえば、やっぱりこの走り

タイトルロゴが組み上がる中を走り抜ける姫生のーむさんのカット

画像は「【機動戦士Gundam GQuuuuuuX】Plazma - 米津玄師 / Cover by 姫生のーむ」MV(YouTube)より

解説動画のなかで姫生のーむさんは、「ジークアクスのオープニングと言ったらやっぱりこの走るシーン。外せない」と語っています。原作OPを見た人なら、頭のなかで即座に映像が再生されるはずのあのカットです。

この連載の第2回で触れたとおり、『Plazma』MVは「ジークアクスのオープニングをリスペクトし、なるべく再現してやろう」という気持ちから始まった企画だと本人が明かしています。その方針を掲げた以上、走りのカットは避けて通れません。避けて通れないどころか、ここを再現できるかどうかで作品全体の説得力が決まってしまう場所です。

そして完成したMVでは、走り出しからタイトルが出るまでの流れがきっちり組み上がっています。ここが決まっているから、視聴者は冒頭の数十秒で「あ、本気でやってるやつだ」と理解できます。歌ってみた動画としては相当に高い難易度の入り口を、あえて最初に置いた格好です。

ガチャガチャしたロゴは、姫生のーむさん本人の自作

MVでタイトルロゴ「Plazma」が大きく表示される場面

画像は「【機動戦士Gundam GQuuuuuuX】Plazma - 米津玄師 / Cover by 姫生のーむ」MV(YouTube)より

そのタイトルカットで画面を支配するのが、ロゴです。解説動画で明かされたのは、この「ガチャガチャしたロゴデータ」を姫生のーむさん自身が自作したという事実でした。

MVの制作陣を思い出してください。キャラクターイラストは神崎先生、ロボットはキャムウー先生、動画はやぬひさ先生、プロデューサーはG-ya001(ジーヤ)さん。それぞれの持ち場に専門家が並んでいるチームです。そのなかでロゴだけは、歌う本人が自分で作って持ち込みました。

実際、MV本体の概要欄のクレジットも「Song / Logo:姫生のーむ」となっています。歌と並んでロゴが本人名義で記載されているのは、こういう理由だったわけです。裏話を聞いてからクレジットを見返すと、たった一行の表記の見え方が変わってきます。

「これでお願いします」——急ぎで作って投げた一枚

制作の経緯も、飾りのない言葉で語られています。ロゴは急ぎで作り、動画担当のやぬひさ先生に「これでお願いします」と投げた。そうしたら、素敵な始まりになって返ってきた——という流れです。

文句のつけ所ないです

出来上がりについて、姫生のーむさんはそう言い切っています。自分で作った素材が、他人の手を通って自分の想像を超えて戻ってくる。共同制作でいちばん気持ちのいい瞬間が、ここで起きています。

そしてこの一言は、単なる自画自賛ではありません。ロゴという「素材」を、動くタイトルカットという「体験」に翻訳したのはやぬひさ先生です。第3回で紹介した冒頭シーンの加工と同じく、渡されたものをそのまま置くのではなく、映像として成立する形に組み直す仕事がここでも効いています。素材を作った本人が文句のつけ所がないと言うのですから、これ以上の評価はないでしょう。

走り出しは、ラストへの伏線でもある

もうひとつ、この連載を追っている人に先に言っておきたいことがあります。この「走り」は、MVの最後にもう一度出てくるということです。

解説動画の最終チャプターで語られるのは、最後のダッシュで走る仲間がどんどん増えていく演出。最初は姫生のーむさん1人で走り、途中から仲間が加わり、最後は全員で走ります。つまりチャプター4のタイトルダッシュは、その大団円と対になる「はじまりの1人」の絵でもあるわけです。

初見では気づきにくいのですが、構造を知ってから見直すと、この走り出しの寂しさと、ラストの賑やかさの落差が効いてきます。連載としてはここが仕込みの回であり、その回収は第10回でじっくり扱う予定です。

まとめ:最初の数十秒に、全部が詰まっている

チャプター4は解説動画のなかでも短い章ですが、内容は濃いです。OPで絶対に外せない走りのカットを正面から再現したこと。そこに乗るロゴを本人が急ぎで自作したこと。そしてそれを受け取った動画の先生が、素敵な始まりに仕上げてくれたこと。この3つが、たった1分ほどのあいだに語られています。

MVを見るときは、ぜひ最初の数十秒を意識して見てほしいところです。走り出しとタイトルが決まった瞬間、この作品がどれだけ本気で原作OPに向き合っているかが伝わってくるはずです。そのうえで解説動画を再生すれば、画面の裏側で誰が何をしたのかまで見えてきます。

動画はこちら

解説動画:ガンダム愛100%!ジークアクスのOPをガチで作り込みすぎた結果ww【父親にガノタにされた女V】#Plazma

MV本体:【機動戦士Gundam GQuuuuuuX】Plazma - 米津玄師 / Cover by 姫生のーむ

役割担当
歌・ロゴ姫生のーむ
イラスト(キャラクター)神崎
イラスト(ロボット)キャムウー
動画やぬひさ
インスト・サウンドプロデュース太田晴之
ミキシングエンジニア鈴木惇也
プロデューサーG-ya001(ジーヤ)

次回・第5回は、チャプター5「トイプードルズ」。本家OPで犬が並ぶあのカットが、姫生のーむさんの愛犬ルビーちゃんに置き換わっている話をお届けします。

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