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ガンプラ初心者の最初の1体はどう選ぶ?HG・MG・RGの違いから考える

推しにゅ〜編集部

「ガンダムのプラモデル、いわゆるガンプラを組んでみたい。でも種類が多すぎて、最初の1体が選べない」。そんな声をよく聞きます。売り場に並ぶ箱には「HG」「MG」「RG」といったアルファベットが並んでいて、はじめてだと違いが分かりにくいものです。

この記事では、ガンプラの「グレード」の一般的な違いと、そろえておきたい道具、そして自分に合う1体の選び方の考え方を、はじめての方に向けて整理します。特定の商品名や価格には触れず、長く役立つ基本の部分だけをまとめました。

そもそも「グレード」とは?

ガンプラには「グレード」と呼ばれる区分があります。ざっくり言うと、同じ機体でも「どれくらいの大きさで、どれくらい細かく作り込まれているか」の違いだと考えると分かりやすいです。

グレードが変わると、完成後の大きさ、パーツの数、組み立てにかかる時間、そして色分けの細かさなどが変わります。上級グレードほど情報量が多く見ごたえがある一方、その分だけ組み立てには手間と時間がかかる、という関係になっています。

なお「スケール」は現実の機体を何分の1に縮めたかを表す数字です。たとえば1/144なら実物の144分の1という意味で、分母の数字が小さいほど模型そのものは大きくなります。よく見かける1/144は手のひらに乗るくらい、1/100はそれよりひとまわり大きいサイズが目安です。同じ機体でもグレードが上がると、この大きさに加えてパーツの分割が細かくなり、完成したときの見え方が変わってきます。

主なグレードの違いをざっくり整理

初心者がまず目にすることの多いグレードを表にまとめました。あくまで一般的な傾向で、同じグレードでも機体によって作りやすさは多少変わります。

グレードスケールの目安特徴向いている人
EG(エントリーグレード)1/144工具がなくても組みやすい設計。パーツは少なめで色分けも分かりやすいまずは1体組み上げたい人
HG(ハイグレード)1/144種類が豊富で、程よいパーツ数。標準的な入り口気軽に幅広く楽しみたい人
RG(リアルグレード)1/144小さいのに細部まで作り込み。内部構造も再現され、小さなパーツが多い細かい作業そのものが好きな人
MG(マスターグレード)1/100大きめで情報量が多く、内部の骨組みまで再現されるじっくり時間をかけて組みたい人

このほかにも、とても大きく作り込みも徹底したPG(パーフェクトグレード)や、頭身を縮めたかわいい体型のSD(スーパーデフォルメ)などがあります。まずは上の表の4つを押さえておけば十分です。

最初にそろえたい道具

今のガンプラの多くは接着剤を使わずに組める「はめ込み式(スナップフィット)」で、指先だけでも一応は組めます。ただ、仕上がりと作業のしやすさを考えると、次のものがあると安心です。

  • ニッパー:パーツを枠(ランナー)から切り離す道具です。まずはこれが一番大事で、プラモデル用の薄い刃のタイプが切りやすくおすすめです。
  • デザインナイフややすり:切り離したあとに残る出っ張り(ゲート跡)を、きれいにならすために使います。
  • ピンセット:シールや細かいマークを貼るときにあると便利です。
  • カッターマット:机を傷つけず、落とした小さなパーツも見つけやすくなります。

色を塗らなくても、パーツごとの色分けだけで十分見栄えがします。まずは無理に道具をそろえず、ニッパー1本から始めて、必要になったら少しずつ買い足すくらいの気持ちで大丈夫です。慣れてきたら、溝やスジを濃く見せる「スミ入れ」用のペンなどに手を広げると、全体がぐっと引き締まった印象になります。

自分に合う1体の選び方

グレードと道具の話をふまえて、最初の1体を選ぶときの考え方を整理します。

作れる時間で選ぶ

まとまった時間が取りにくいなら、パーツが少なめで組みやすいグレードから始めると、途中で止まらず完成まで楽しめます。逆に、休日にじっくり向き合いたい人は、情報量の多い大きめのグレードも向いています。

細かい作業が好きかで選ぶ

小さなパーツを扱うのが楽しいと感じるなら、小型でも作り込みの細かいタイプが合います。反対に、細かすぎる作業が負担に感じるなら、パーツが大きめ・少なめのものを選ぶとストレスが少なくなります。

好きな機体があるかで選ぶ

結局のところ、いちばん長続きするのは「好きな機体を作ること」です。すべての機体がすべてのグレードで出ているわけではないので、作りたい機体がどのグレードにあるかを先に調べ、その中から選ぶのも良い方法です。

迷ったら「組みやすさ」を最優先に。最初の1体を最後まで完成させられた達成感が、次の1体への一番の後押しになります。

まとめ

ガンプラのグレードは、ひとことで言えば「大きさ」と「作り込みの細かさ」の違いです。最後に、選ぶときのポイントを振り返っておきます。

  • グレードは、完成後の大きさ・パーツ数・組み立て時間の目安になる
  • まずはニッパーを1本用意すれば、多くのキットは組める
  • 作れる時間、細かい作業の好み、好きな機体の3点で選ぶと外しにくい

最初の1体は、気になる機体のHGなど、組み立てやすさを確認して選びましょう。道具をそろえ、説明書に沿って少しずつ進めれば、途中で休みながら作れます。